喫茶ぽしぇっと様 店舗工事

今回は以前工事をさせて頂いたお花屋さん「花と木」さんからのご紹介で、門司港地区で喫茶店を開業された「喫茶ぽしぇっと」様改修工事のお話し。オーナー様のご実家を改修して、新しく喫茶店としてお使い頂くとして、リフォーム工事をさせて頂きました!

築50年の家のリフォーム。ご両親が以前住まれていて、家財などもそのままの状態だったので、要る物は移設。不用品は廃棄。など分けて頂き、不用品をまず処分する事から初日スタートでした。

やはり築50年となると、家財も多くなります。オーナー様も片付けがかなり大変だったと思います!搬出は職人さん2人で2トントラック5台分!中々の量で職人さんもヘトヘトの様子でした。

今回のお店のテーマは「昭和レトロ」。築50年の住宅には、今の新しい建材では作れない「昭和感」のある内装材が多数使われていました。今回のリフォームは全てを新しくするのでは無く、「古い物や良い物は残す」リフォームをご提案させて頂きました。

リフォーム業界は実は「古い物を残す事」に対して後ろ向きな傾向があると私は思ってます。ここにはいろいろな問題がありますが、一番簡単な理由は「新しい物と古い物を混在させると手間が掛かる」では無いかと思ってます。全て一新して新しくする方が細かい納まりなど考えなくていいので業者としては嬉しい。が本音では無いでしょうか。今回オーナー様のご実家であり、ご両親との想い出が沢山詰まった住宅で、新しくスタートさせる商い。しかも昭和レトロな空間がご希望であれば、残せる物は出来るだけ残したいと考え、天井など昔ながらではありますが、意匠性の良い物に関してはリフォームせず、柱など木部分も塗装の剥がれは「味」として考え、工事をスタート致しました!そうは言っても入り口の扉は店舗なので中の見えるもので計画する為、建具のみ交換など、新しくする箇所はスッキリ新しくさせて頂きます!

家財や照明器具も新しくして頂いた物や、元々合った物が混在して良い感じに。

床や壁クロスは張替。カウンターも作成させて頂き、最後の写真に写っている和室の食器棚は弊社自慢の古物ラインナップからご提案させて頂き、置かせて頂きました!

オーナーの漆原様はとっても明るくて前向きでバイタリティが高くて、周りの人を豊かに出来るパワーを持った方で、今回の計画時から沢山お話しをさせて頂き、人間としてとっても勉強させて頂きました!「古い物を残す、繋いで行く」のは弊社の理念とも一致します。やはり繋いで行くのは愛があってこそだと今回痛感致しました。「ご実家、ご両親への愛」あってこその今回のリフォーム工事であったと思います。この場合をお借りして御礼申し上げます!ありがとうございました!

何でもかんでも古い物は残した方がいいわけではないです。でも何でもかんでも新しくすればお客様満足度が上がるとも思いません。弊社はそのあたりをしっかりお話しして工事を計画させて頂きます。レトロ調なリフォームは是非とも弊社にお声掛けください!

今回リフォーム工事をさせて頂いた喫茶ぽしぇっとさんは1人で伺ってもグループで伺ってもゆったりと時間を楽しめるおすすめな喫茶店です。お菓子も美味しい物が沢山あって最高ですので、チェックの程宜しくお願い致します!

喫茶ぽしぇっと 門司区谷町1-7-35

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